古都台南の人気観光スポットシリーズ① 林百貨店
今日は台北から台湾新幹線で約2時間の場所にあってまだまだ台湾の昔の歴史や文化が
色濃く残っている台南の人気観光スポットをご紹介します。
第一弾は林百貨店です。
台南紹介シリーズの一回目なのでまずは台南の基本的な情報からご紹介です。
台南の基本情報
地理:名前の通り台湾南部に位置していて台北から南に約300kmの場所にあります。
台南西部の沿岸部には安平と呼ばれる地域がありオランダ統治時代に要塞として
使用されていた「安平古堡」や豆花の超有名店「同記安平豆花」本店などがあります。
気候:冬でも平均気温が17℃以上と台湾の中でもかなり暖かい地域です。
歴史:1600年代のオランダ統治時代には台南に首府が置かれ政治はもちろん
経済や文化の中心でもあったそうです。
その後、日本統治時代に政治の中心は台北に移されましたが多くの史跡が残され
「台湾の京都」と呼ばれるようになりました。

こちらが「林百貨店」の外観です。
林百貨店は1932年に日本の山口県出身の実業家林方一氏によって創立されました。
林氏は台湾での商店経営や投資によって得た莫大な資金をもとに林百貨店を創立しましたがオープン直前に病で亡くなり林百貨店のオープンは見れなったそうです。
オープン当時は台南で初めて近代的なエレベーターを備えた建物と言うこともあり
「五層樓仔(5階建てビルの意味)」と呼ばれ親しまれたそうです。

こちらがそのエレベーターです。
ガラス張りの壁にタイルの床でとっても雰囲気のあるエレベーターですね。
当時は制服を着たエレベーターガールがエレベーターの操作をしていたそうです。
ちなみに今でもちゃんと使えます。
レトロな内装と相まって商品がまるでオブジェの様に並べられていてステキです。
それぞれの階には台湾雑貨だけでなく台湾各地から集められた名産もたくさん売られています。
台湾定番の漁師バッグだけでもこんなに種類がたくさん。
他にも台湾茶や紅茶も売られていて中はそんなに広くはないのですが台湾の魅力が凝縮されているので見ていて飽きません。
ちなみに5階には豆花屋さんもあるので行った際は是非寄ってみてください。
外観を見てわかるように台南の歴史と文化がギュッと詰まっています。
レトロかわいい内装や雑貨を楽しみながら台南の歴史にも触れられる楽しくてすてきな百貨店ですので台南に来られた際は是非遊びに行ってみてください。
お店の情報
店名:林百貨店
住所:台南市忠義路二段63号
営業時間:11:00~22:00
TEL:+88662213000
場所:台南駅からバス路線1番か7番でバス停:林百貨(中正路)降車すぐです。

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